食利用
おおよそ、5月上旬から中旬頃の山菜として知られており、葉茎を主に食用として用いるが、しょうゆ漬けにして保存したり、生のままやおひたし、ギョウザ、卵焼きに混ぜるなどして食べる。茎の太さが 1cm程度でまだ葉の開かない状態のものが、味、香り共に濃く珍重される。特に軟白栽培した物が人気がある。
ニンニクよりもアリシンを豊富に含んでおり、抗菌作用やビタミンB1活性を持続させる効果があり、血小板凝集阻害活性のあるチオエーテル類も含むため、血圧の安定、視力の衰えを抑制する効果がある。成分を利用した健康食品も販売されている。ニンニクの成分に近いためか、食べたときの風味もニンニクに近く独特の臭いを持ち、極めて強い口臭を生じることがある。
アイヌ民族は春先に大量に採集し、乾燥保存して一年間利用していた。オハウ(汁物)の具としたり、ラタシケプ(和え物)に調理して食べる。さらにその独特の臭気は魔物を祓う力があるとされ、天然痘などの伝染病が流行した際は、村の入り口に掲げ、病魔の退散を願った。西洋の吸血鬼がニンニクを忌み嫌う逸話と相通じるものがあり、興味深い。
西洋でもラムソン(ワイルドガーリック又はベアラウフ・熊ネギ)と呼ばれる野生種の植物を食べる習慣があり、形や香りがよく似ていることから、これらをぎょうじゃにんにく 産地直送野菜 宅配通販 無農薬として紹介する場合がある。しかし、ラムソンズの学名は ''Allium ursinum'' で、ぎょうじゃにんにく 産地直送野菜 宅配通販 無農薬と同じくネギ科ネギ属の植物だが別種である。
品種改良
宇都宮大学農学部藤重宣昭助教授(当時)のグループにより、ぎょうじゃにんにく 産地直送野菜 宅配通販 無農薬とニラを交配した「行者菜(ぎょうじゃな)」が開発された
[行者菜・ギョウジャナ]。外観はニラに近いが、ぎょうじゃにんにく 産地直送野菜 宅配通販 無農薬から受け継いだ形質として、茎が太いのが特徴で、ニラ同様一年で収穫が可能。2008年から山形県長井市で販売が開始されている
[新しい野菜「行者菜」がデビュー! - やまがたアグリネット]。