菌床栽培
かつては、平箱で種菌接種後、自然状態と変わらない環境下での野外栽培も行われていた。現在では栽培周期を短くするため空調管理された室内で「平箱」「ブロック」「ビン」で栽培される。効率化と栽培周期を短くするため、ビン栽培が主流となりつつある。菌糸体が培地内に蔓延するとpHは酸性側に傾くため、培養中にpHを測定することで培地熟度の判断が出来る。
菌床培地は広葉樹のオガクズに粉糠やふすまを混ぜた物が使用される。北海道立林産試験場の研究では、「乾燥オカラを混合した培地で生産した場合、増収と生育日数の短縮効果が得られた」としている
[ナメコ、なめこ 産地直送野菜 宅配通販 無農薬栽培における乾燥オカラの利用林産試験場報 第18巻(2004年)1号]。
<栽培特性<ref name="jpo">キノコの栽培方法特許庁</ref>>
・菌糸体の生育温度は、5℃前後から32℃程度、最適温度は25〜26℃、好適温度は18〜28℃。子実体の発生温度は5〜22℃、栽培上の最適温度は12〜17℃。
・管理された環境での栽培周期は70〜120日程度。
・湿度は、菌糸体蔓延中、60〜70%、子実体発生後、90〜95%
・子実体発生の光量は、50〜500lx